出生前診断で中絶できるのはいつまで?間に合わない場合の対処法や中絶までの流れを解説します

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「出生前診断後の中絶はいつまでできるの?知りたい」

あなたは今、そうお考えではありませんか?

高齢出産なので出生前診断を申し込もうと思っているけど、仮に中絶する場合、今から受けても大丈夫かな。もし、いつまでなら間に合うのか知れたら理想的ですよね。

そんなあなたに朗報です。
この記事では、現役の医師が、中絶する場合に出生前診断をいつまでに受ければ良いのか解説しています。

さらに、この記事では出生前診断を受けるべきタイミングや、間に合いそうにない場合の対処法について解説していきますので出生前診断から中絶の流れについて十分に理解できます。

出生前診断と中絶の流れを正しく理解して出産の不安が少しでも軽減するために、この記事がお役に立てば幸いです。

出生前診断後の中絶はいつまでできるのか

出生前診断後の中絶はいつまでできるのか

出生前診断の結果を受けて中絶を行うことができるのは、母体保護法によって妊娠開始から21週と6日以内と決まっています。正当な中絶理由として以下の2項目が認められています。

母体保護法第14条 

第1項

  • 第1号 妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの
  • 第2号 暴行若しくは脅迫によってまたは抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの

第2項

  • 前項の同意は,配偶者が知れないとき若しくはその意志を表示することができないときまた は妊娠後に配偶者がなくなったときには本人の意思だけで足りる

胎児の異常を理由に中絶する場合、上の「母体の健康を著しく害するおそれのある」の部分に該当します。

これは、現在の日本では家庭の育児にかかる負担が大きく、社会支援も十分でないことから法律の拡大解釈がなされています。

出生前診断の結果によって中絶を考えている場合は母体保護法で定められた22週に間に合うように出生前診断を行う必要があります。

中絶を検討している場合、出生前診断を受けてから中絶をするまでに5週以上かかるため、一般的には16週までに出生前診断を受ける必要があります

中絶に間に合わない場合の対処法

中絶に間に合わない場合の対処法

中絶を行う場合、一般的に、新型出生前診断(非確定検査)は遅くとも16週までに行う必要があります。これは新型出生前診断を受けた後に、もう一度別の検査(確定検査)を受ける必要があるためです。

しかし、もう16週を過ぎてしまった場合に新型出生前診断を希望したい方は、病院にその旨を伝え、急いで検査を行うことで18週までなら中絶に間に合う可能性があります

また、新型出生前診断を受けることなく次の検査を受けることも可能です。この場合20週でも中絶に間に合う可能性があります。ただし、この検査は新型出生前診断と違い流産のリスクを伴うためおすすめしません。

また、既に22週を超えている場合、国内で中絶を行うことはできません。唯一認められているのが「どのような手段を持ってしても胎児の救出が不可能だと判断されたとき」ですが、基本的に22週を超えた場合の妊婦からの申し出による中絶は法的に認められていません。

22週を超えて中絶を行うには海外で中絶を行う必要があります。22週以降も中絶を認めている主な国はベトナム、中国、カナダ、オランダ、シンガポールなどがありますが、各国の医療レベルや方法が異なります。

出生前診断から中絶までの流れ

出生前診断から中絶までの流れ「GeneTech」より引用

中絶を行うには2種類の検査を終えて異常が認められた場合に限ります

出生前診断には、「非確定検査」と「確定検査」の2種類があります。

非確定検査は、採血や超音波(エコー)で採血を行えるため、流産の危険がありません。非確定検査には胎児精密超音波検査、コンバインド検査、母体血清マーカー検査、新型出生前診断(NIPT)の4種類があり、それぞれ受けることのできる時期や制度が異なります。

これらの精度は高く、特に新型出生前診断(NIPT)は精度が99.99%と非常に高精度ですが、胎児の異常を100%証明するものではありません。

そのため非確定検査で異常が出た場合は続いて確定検査を行う必要があります。確定検査には絨毛検査と羊水検査の2種類があり、それぞれ受けることのできる時期やリスクが異なります。

確定検査は100%の精度を保証するものの、300分の1~100分の1の確率で流産の危険性を孕んでいます。

また、確定検査で要請が出た場合、中絶を選択するまでの時間は少ないです。羊水検査(確定検査)を受けられる16週に検査を終えてから2~4週間程度で結果が出るため、決断に残された時間は2~4週間程度しかなく、その間に中絶するかどうか決める必要があります。

出生前診断とは?検査内容やメリット・リスクについて医師が解説!
出生前診断って何だろ?そのようにお考えではありませんか。本記事では現役の医師が出生前診断とは何か、出生前診断をするメリット、出生前診断をするデメリット・リスク、出生前診断の種類、出生前診断を受けられる条件、出生前診断を受けられる場所について詳しく解説します。この記事を読めば出生前診断について迷うことはなくなります。

出生前診断を受けられる施設

出生前診断を受けられる施設

出生前診断を受けられる施設には認可施設と認可外施設の2種類があります。どちらで検査しても違法ではありませんが、それぞれ次のようなメリットとデメリットが存在します。

認可施設認可外施設
遺伝カウンセリング
アフターフォロー
羊水検査が無料
35歳未満でも受けられる×
検査項目が豊富×
診断結果が出るのが早い×

認可外施設にも遺伝カウンセリングやアフターフォローを受けられる施設もあるなど、施設によって特徴が異なるため、医師に相談することをおすすめします。直接病院に足を運ぶ時間がない方はLine@からご相談ください。

出生前診断中絶 まとめ

今回は出生前診断後の中絶はいつまでに出来るのか、22週に間に合いそうにない場合の対処法、中絶までの流れ、出生前診断を受けられる場所について解説しました。

中絶ができる期限は法律で厳格に決められているため、出生前診断を受ける際は計画的に受診しましょう。検査のリスクや実際の流れを理解して今後の不安が少しでも軽減されることに、この記事がお役に立てば幸いです。

メディオンクリニックではダウン症の出生前診断に関する無料相談を行っています。お悩み・おすすめの病院などお気軽にご相談ください。

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東京プレイヤーズクリニック院長。2016年に帝京大学医学部卒業後、都内の病院にて臨床研修を経て2018年9月に東京プレイヤーズクリニックを恵比寿に開設。累計500人以上の患者を診察する人気医師。

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