低用量ピル

ピルの効果は?いつから効果があるの?服用する意外なメリットについても解説

ピルを服用した場合、いつからどのような効果が現れるのかご存知でしょうか?低用量ピルの服用を検討しているなら、効果の内容や期間については特に気になりますよね。

この記事では、低用量ピルにはどのような効果があるのか、いつからいつまで効果があるのかについて解説していますので、ぜひ低用量ピルを利用する前に効果について知識を深めてください。

また、今回ご紹介するのは低用量ピルの効果についてです。アフターピルと呼ばれる緊急避妊用のピルについては、こちらの記事をご覧ください。

 

低用量ピルの避妊効果

低用量ピルを服用することによる効果として、まず挙げられるのが避妊の効果です。男性主体のコンドームとは違い、女性主体でできる避妊方法の一つになります。

低用量ピルを服用して避妊をする仕組みは、低用量ピルに含まれる女性ホルモンによるものです。まず、低用量ピルにはエストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが含まれており、この女性ホルモンが下記のように作用します。

  • 「排卵を抑制する」
    低用量ピルの主な作用は、排卵の抑制です。女性の排卵に関わるホルモンの黄体形成ホルモンと卵胞刺激ホルモンというホルモンの分泌を抑制するため、排卵が起こらなくなります。妊娠は排卵された卵子に精子が出会うことから始まるため、排卵が起こらなければ妊娠には至りません。
  • 「子宮の入り口にある粘液を変化させる」
    子宮の入り口には頸管粘液と呼ばれる粘液がありますが、排卵日前に分泌され、精子を子宮の中に入りやすくさせる働きをしています。この頸管粘液を少なくし、粘着性の性質に変化させるのが低用量ピルの効果の一つです。この作用によって、精子が子宮に侵入しにくい状況となります。
  • 「受精卵の着床を阻止する」
    子宮内膜に受精卵が着床すると妊娠成立となりますが、受精卵の着床を阻止することも低用量ピルの効果です。通常、子宮内膜は月経周期によって厚くなり、受精卵が着床しやすい状態を作ります。しかし、低用量ピルを服用すると子宮内膜が厚くなりません。この作用によって、受精卵が着床しにくい状態となります。

これらの仕組みによって避妊することができ、正しく服用したときの避妊成功率は99.7%にも上ります。コンドームはおよそ2~18%の確率で失敗すると言われているため、コンドームと比較すると確実性の高い避妊方法です。

また、女性の子宮内に挿入する子宮内避妊具を利用した方法でも99%以上の高い避妊効果を望めますが、過去に妊娠や出産の経験がない女性には適していません。低用量ピルを利用した避妊は、出産経験のない女性でもできる避妊方法の中で最も効果のある避妊方法と言えます。

 

低用量ピル避妊効果はいつから?

低用量ピルによる避妊効果が飲み始め何日目から現れるのかは、服用する低用量ピルによって異なります。低用量ピルには2種類あり、1つは月経初日から飲み始めるタイプ、もう1つは月経開始後の日曜日から飲み始める「サンデースタートピル」と呼ばれるタイプです。

月経初日から飲み始める低用量ピルは、飲み始めた日から避妊の効果を得ることができますが、サンデースタートピルの場合、飲み始めの1週間は確実な避妊効果を得ることができません。

サンデースタートピルを使用する場合、最初の1週間は他の避妊方法を併用するようにしてください。なお、サンデースタートピルでも2周期目(2シート目)以降は初日から避妊の効果があります。

 

服用をやめたらいつ避妊の効果はなくなる?

将来的に妊娠を望むなら、低用量ピルの服用をやめた際、いつ避妊の効果が切れるのかを知っておきましょう。

まず、低用量ピルの服用を中止して妊娠が可能になるのは、月経周期が回復し、排卵が再開してからです。低用量ピルの服用期間に関わらず、91.1〜99.4%の女性は服用を中止してから3ヶ月以内に排卵が再開します。つまり、ほとんどの女性は低用量ピルの服用を中止してから3ヶ月以内に避妊の効果が完全になくなり、妊娠できる状態になるということです。

ただし、この数字を「低用量ピルの服用をやめてもしばらくは避妊効果が続く」と解釈してはいけませ低用量ピルを1日飲み忘れた程度で避妊の効果が大幅に減ることはないとされていますが、2日以上飲み忘れた場合には避妊効果が薄れる可能性が指摘されています。低用量ピルは2日以上飲み忘れただけでも確実な避妊効果を得ることはできないと留意しておきましょう。

 

避妊以外の服用するメリット

低用量ピルの効果は避妊だけにとどまりません。低用量ピルを服用することで、下記のような症状を緩和、改善するというメリットがあります。

  • 生理痛、月経困難症
  • 生理不順
  • 過多月経
  • 子宮内膜症
  • ニキビ、肌荒れ
  • PMS(月経前症候群)

この中でも、ニキビや肌荒れ以外の月経に関する症状の改善は、次の月経時からすぐに感じることができる場合がほとんどです。ニキビや肌荒れも、服用開始から2~3ヶ月で多くの人が実感できるようになります。

もし数ヶ月経過しても効果が現れない場合、薬の種類を変更してもらうなど医師に相談しましょう。低用量ピルにはいくつかの種類があり、別の種類の低用量ピルであれば効果が現れる可能性があります。

ただし、それでも症状が改善されない場合、低用量ピルが作用するホルモン以外のところに原因があるのかもしれません。その場合、運動不足や偏った食生活などを見直すことも重要です。

 

ピル服用のデメリット

低用量ピルは避妊や生理痛の緩和をはじめとするメリットが多いとはいえ、デメリットがないわけではありません。低用量ピルを服用することによるデメリットの一つが副作用です。低用量ピルの服用をはじめて間もない時期には、頭痛や吐き気、乳房の張りといった副作用が現れる可能性があります。これらの副作用は一時的なもので、ピルを飲み始めて数日から数週間すれば消失することが多いです。

しかし、低用量ピルの副作用には、血液の塊が生まれ血の流れが止まってしまう血栓症という恐ろしい症状もあります。そのため、喫煙者や肥満の人など、血栓症リスクが高い人は低用量ピルを服用することができません。自己判断で低用量ピルを服用するのは健康面のリスクが伴うため、必ず医師の診察を受けてから服用するようにしてください。

また、低用量ピルは決められた期間毎日飲むことで効果を得ることができる薬です。うっかり飲み忘れてしまうと、期待する効果が得られない可能性があります。毎日飲むのは煩わしいと感じるかもしれませんが、服薬の習慣をつけて飲み忘れないようにすることが重要です。

 

ピルの種類と値段

当院で取り扱っている低用量ピルの種類と1シート(28日分)あたりの値段は下記の通りです。低用量ピルは3シートから処方致します。

マーベロン28 2,750円
ファボワール28 2,200円
トリキュラー28 2,530円
ラベルフィーユ28 2,200円

低用量ピルにはいくつかの種類があり、配合されている女性ホルモンの一つプロゲステロンの種類が異なります。そのため、一口に低用量ピルといっても、薬によって効果や副作用の現れ方が異なることも少なくありません。低用量ピルを服用する際は、医師に相談して処方してもらうようにしましょう。

 

購入の際はオンライン診療が手軽でおすすめ!

この記事では、低用量ピルの効果について解説しました。低用量ピルは避妊に限らず、生理痛の緩和など女性にとって嬉しい効果の多い薬です。さらに、現在ではオンライン診療を利用することで、メリットの多い低用量ピルを手軽に入手できるようになりました。

特に低用量ピルは副作用のリスクもゼロではないため、個人輸入の通販サイトなどではなく医師の処方による購入が安心です。東京プレイヤーズクリニックでは、低用量ピルのオンライン診療を行っていますので、低用量ピルの服用を検討している場合はぜひごご相談ください。