避妊

コンドームの破れを確認した!原因と対処方法について解説

「射精後確認したらコンドームが破れてた」という事例は、意外に多くの方に見受けられます。コンドームは現在最も多くの方に利用されているメジャーな避妊アイテムではありますが、使用方法が間違っていると破れたり外れたりして十分な避妊効果を得られません

そこでこの記事では、コンドームが破れてしまう原因と実際にあった体験談、コンドームが破れた場合の対処方法について詳しく解説します。コンドームの破れによる妊娠が不安という方は、ぜひ参考になさってください。

コンドームが破れてしまった実体験

コンドームは薄いゴム製の袋を男性器にかぶせる形で装着することで、射精時の精液を内部に閉じ込める避妊アイテムです。避妊だけでなく性感染症予防としても有効で性交渉時には欠かせない避妊アイテムですが、使用方法などによっては破れてしまったり裂けてしまったりすることがあります。

コンドームが破れると膣内に精液が漏れ出てしまい妊娠する可能性があるため、そうならないようなぜコンドームが破れてしまうのか、その原因を知ってあらかじめ注意しておくことが大切です。

コンドームが破れてしまう原因には、主に以下のようなものが挙げられます。

  • コンドームを装着する際に、爪などで傷をつけてしまっている
  • サイズが小さすぎる、または大きすぎる
  • コンドームの使用期限が過ぎてしまっている
  • コンドームが薄い
  • コンドームを財布で保管している
  • コンドームを再利用している
  • 膣内の潤いが足りない
  • コンドームの2重着け

あまり認知されていませんが、実はコンドームには使用期限が設定されています。コンドームの使用期限は大体5年程度ですが、商品によって多少違いがあるためパッケージを見て確認しましょう。

コンドームの時間経過による劣化は、未開封の場合でも起こります。使用期限を過ぎたコンドームは正しい使用方法で使ったとしても破れやすかったり外れやすかったりするため、コンドームは購入したらなるべく早く使い切ることが大切です。

また男性の中にはコンドームを財布に入れている方もいるかと思いますが、これはコンドームの保管方法としては適切ではありません。財布の中に入れてしまうと、硬貨と当たったり擦れてしまったりしてゴムが破れやすくなります。財布での保管はコンドームの劣化を助長しますので、パッケージや取扱説明書に記載された保管場所、保管方法を守るようにしましょう。

コンドームが破れる原因が分かったところで、次にSNSやネット上に寄せられているコンドームが破れた実例を一部ご紹介します。

コンドームが破れた 高1になる女子です。 今日彼氏と初SEXをしたのですが、コンドームがやぶれてしまったので心配です。 初めてコンドームを買い、その際に念のため妊娠検査薬も買いました。 コンドームはオカモトの0.02EXを購入しました。 互いの性器を愛撫しあい、しっかりと濡らして、準備万端な状態からコンドームの装着に移りました。 コンドームは二人とも見るのも初めてだったので、つけ方はある程度調べておいたのですが、なかなかうまくつけられませんでした。 液だまりを指でつぶして空気が入らないようにし、根本までつけようとするのですが、くるまっている部分がなかなか根本の方にいかなかったんです。 つけるのに苦戦しているウチに彼の勃起もおさまってしまい、ようやくつけた頃にはペニスが少し柔らかくなってしまっていました。 そして、入れた時に中で破れてしましました。 この時はまだ入れたばかりで我慢汁とか出てなかったので大丈夫でした。 しかし、2回目のコンドームをつけて何回かピストンしていた時、また中で破れてしまいました。 中ではじけるような感じがしたのですぐ抜きましたが、 彼曰く、我慢汁が出ていたので膣の中に漏れてしまったかもしれない とのことでした。

引用:YAHOO!知恵袋

緊急避妊薬を薬局でって、確かにコンドームって最中に外れたり破れたりする事割とある気がする… 過去2回くらいあったかな

コンドームって万能じゃ無いよね

引用:twitter

コンドームはミスるケースがある。半勃ちで外れたり摩擦で破れたり。

引用:twitter

このように、SNSや掲示板などでもコンドームの破れに関する投稿が多数寄せられています。中でも特にサイズが小さすぎて破れた財布の中に入れていたら摩擦で傷がついた2重で装着すると破れやすいなどの投稿が多く見受けられました。

コンドームは正しく使用すれば高い避妊効果を得られますが、使用状況や方法が間違っていると避妊具として意味をなさなくなります。ご紹介した原因や実体験を参考に、コンドームは正しく使用することが大切です。

コンドームが破れてしまった時の対処方法

コンドームが破れてしまった場合は妊娠する可能性があるため、できる限り早く緊急避妊を行う必要があります。性行為後に行う緊急避妊法としては、アフターピル(緊急避妊薬)が有効です

ただしアフターピルによる避妊効果を得るには、性行為から72時間以内(薬によっては120時間以内)に服用しなければいけません。72時間以内に服用すれば98%以上の確率で妊娠を防ぐことができますが、服用するのが遅くなればなるほど避妊効果は薄れていくため、コンドームの破れを確認したらすぐに医師に相談しましょう。

アフターピルについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になさってください。

アフターピル(緊急避妊薬)とは?効果や値段について現役医師が解説「アフターピルを使いたいけどどんな効果があるの?値段や購入方法は?」あなたは今、そうお考えではありませんか?避妊に失敗してしまった場合、...

病院に行くのが嫌、時間が取れないという場合は、オンライン診療を活用するのがおすすめです。アフターピルはオンライン診療による処方が可能ですので、コンドームが破れたなどの避妊トラブル時にはぜひ利用してください。

そもそもコンドームの避妊失敗率は低め

コンドームは現在最もメジャーな避妊具で、避妊を行うカップルの約9割以上が避妊手段としてコンドームを使用しているといわれています。前項でもご紹介した通りコンドームの破れや抜けなどによる避妊失敗事例は多く見受けられますが、実はコンドームは正しく使用すれば高確率で妊娠を防ぐことができる優れた避妊具です。

コンドームを含めた各避妊法の避妊失敗率は、以下の通りとなっています。

避妊法 避妊失敗率
正しい使用 一般的な使用
コンドーム 2.0% 18.0%
低用量ピル 0.3% 9.0%
アフターピル(緊急避妊薬) 5.1% 5.1%
ミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム) 0.2% 0.2%
避妊リング(子宮内避妊器具) 0.6% 0.8%

参考:日本における予定外妊娠の医療経済的評価
この表から見ても分かるように、コンドームの避妊失敗率には利用者の使用方法が大きく影響を与えます。コンドームを正しい使用方法で利用した場合の失敗率は2%と非常に低いにも関わらず、一般的に行われている使用方法では18%と一気に失敗率が跳ね上がっていることから、コンドームを正しく使用することがどれだけ難しいことかを窺い知ることができるでしょう。

コンドーム本来が持つ避妊効果を得るためには、正しい使用方法を再度確認し順守することが大切です。以下に、コンドームの正しい使用方法をご紹介します。

  1. コンドームに傷がつかないよう袋から取り出す
  2. 裏表を確認し、コンドームの先端の精液だまり部分を軽く押さえて空気を抜いて亀頭の上に置く
  3. 勃起した男性器の皮をしっかりと根元まで下げる
  4. コンドームを両手で慎重に男性器の途中まで下げる(この際根元に余っている皮部分にはコンドームをかぶせないこと)
  5. かぶせたコンドームを亀頭方向に引っ張り上げ、根元に余っている皮部分を伸ばしたらコンドームの残りを根元まで下げる
  6. 射精後はすぐにコンドームの根元を手で押さえ、精液が漏れ出ないよう慎重に膣から抜く

なお、コンドームは挿入前につけるのが鉄則です。また勃起が十分でないとコンドームがずれて精液が膣内に漏れ出てしまう可能性があるため、装着は完全に勃起した状態で行いましょう。

妊娠したくないなら、低用量ピルとの併用がおすすめ

コンドームは正しく使用すれば高い避妊効果を得られますが、さらに確実に避妊したい場合には低用量ピル(経口避妊薬)との併用がおすすめです。低用量ピルの避妊率は99%以上と非常に高く、服用を続ければほぼ確実に避妊ができます。