「アフターピルを飲んでも避妊に失敗することってあるのかな?」「リアルなアフターピルの失敗談を知りたい」そんな疑問をお持ちではありませんか?
アフターピル(緊急避妊薬)は非常に高い確率で避妊できるといわれているものの、「実際には失敗例だってあるはず」と疑ってしまいますよね。
この記事では、アフターピル(緊急避妊薬)の失敗例やリアルな避妊失敗談をご紹介しています。避妊に失敗した人の実例からアフターピル(緊急避妊薬)の正しい知識を知って、自分の体をしっかりと守りましょう。
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目次
アフターピルの失敗例
アフターピル(緊急避妊薬)は正しく服用すれば高い避妊効果を得られますが、決して「飲めば確実に避妊できる」ということはありません。そこでまずは、よくあるアフターピル(緊急避妊薬)の失敗例をご紹介します。
アフターピルを服用後に嘔吐した
アフターピル(緊急避妊薬)を服用すると、副作用として吐き気や嘔吐が起こることがあります。アフターピル(緊急避妊薬)の服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合には同じ量のピルを再度服用する必要がありますが、再度服用してもまた吐いてしまう可能性の方が高いでしょう。
そのため、服用後2時間以内の嘔吐は極力避けることが大切です。ピルは空腹や食べ過ぎの状態のときに服用すると吐き気やすいため、軽く食事を摂るなど対策を取ってから服用するようにしてください。心配な場合にはその旨を医師に伝え、吐き気止めをアフターピル(緊急避妊薬)と一緒に処方してもらうと良いでしょう。
一方アフターピル(緊急避妊薬)の服用後2時間以降に嘔吐した場合には、再度服用する必要はないとされています。
飲み方を間違えた
アフターピル(緊急避妊薬)は通販サイトでも購入することができますが、その場合に多く見られるのが「飲む個数を少なめに飲んでしまった」という事例です。アフターピルは規定の量を正確に服用することで効果が得られるものなので、飲む個数を間違えたことに気づいたらすぐに医師に相談しましょう。
飲むタイミングが遅すぎてしまった
アフターピル(緊急避妊薬)は服用するタイミングが遅くなれば遅くなるほど、避妊できる確率が低くなってしまいます。その例として、日本で唯一認可されているアフターピル(緊急避妊薬)「ノルレボ」の服用までの経過時間別に見る避妊率は以下の通りです。
【経過時間別避妊率】
- 12時間以内⇒99%
- 24時間以内⇒98%
- 48時間以内⇒97%
- 72時間以内⇒95%
このように非常に高い水準ではあるものの、避妊率は時間の経過とともに着実に低くなるのが見て取れるでしょう。
アフターピル(緊急避妊薬)の種類によって経過時間別の避妊効果には違いがありますが、エラワン以外のピルのほとんどが避妊効果を保証できる条件として72時間以内の服用を規定しています。
もし避妊に失敗した性交後72時間が過ぎてしまっているという場合には、必ず医師に相談するようにしましょう。
アフターピルの効果を打ち消す飲み合わせをしてしまった
なにげなく食べたり飲んだりしているものが、アフターピル(緊急避妊薬)の効果を打ち消してしまう原因になることがあります。中でもグレープフルーツや紅茶は黄体ホルモンを変質させる作用があるため、アフターピル(緊急避妊薬)と一緒に口にすることは絶対にやめましょう。
アフターピル(緊急避妊薬)との飲み合わせを避けた方が良いとされているものはまだ他にもいくつかあるため、以下にその一部をご紹介します。
薬 | 抗生物質(ペニシリン・テトラサイクリン系) | 避妊効果が落ちる、または不正出血がおこる可能性がある |
ステロイド | ピルがステロイドの代謝を抑え、効果を高めすぎてしまう可能性がある | |
サプリ | セントジョーンズワート(精神安定サプリ) | 避妊効果を下げる(ハーブティーやダイエット飲料などにも含まれていることがある) |
その他 | 喫煙 | 血栓症のリスクを高める |
飲酒 | ピルの効果を直接的に弱めることはないものの、飲酒によって嘔吐や下痢を引き起こすと成分の吸収を妨げる可能性がある |
子宮外妊娠
アフターピル(緊急避妊薬)服用後の生理の有無は、緊急避妊が成功したのか失敗したのかを示すサインとなります。しかし子宮外妊娠の場合でも生理のような出血が起こることがあるため、ピルの服用後は生理の有無に関わらず必ず妊娠検査薬で確認するか医師に相談しましょう。
子宮外妊娠とは本来子宮内膜に着床するはずの受精卵が卵管や腹腔、子宮頸管などの子宮内膜以外に着床してしまい、そのまま胎芽・胎児の発育が進行してしまう異常妊娠のことです。
妊娠検査薬で陽性反応が出ているのに、妊娠6週までに胎嚢が確認できない場合には子宮外妊娠が疑われます。子宮外妊娠は、そのまま放っておくと卵管が破裂して大量出血を起こす可能性があり大変危険です。
発症率は全妊娠数の1~2%程度で非常にまれな症状ではありますが、自覚症状もないまま症状が進行することもあるため、妊娠検査薬で陽性反応が出た場合には必ず医師の診察を受けましょう。
知っておくべきアフターピルの注意点
利用者の声にもあるように、アフターピルを飲んだからといって絶対に妊娠しないというわけではありません。アフターピルを検討する際は、あらかじめリスク面も把握しておくことが大切です。
100%の避妊効果ではない
アフターピル(緊急避妊薬)は非常に高い避妊効果がありますが、100%ではありません。また服用するのが遅くなれば遅くなるほど、避妊効果は低くなっていきます。
アフターピル(緊急避妊薬)の代表的な薬である、ノルレボとエラの服用時間ごとの避妊率※1は以下の通りです。
服用時間/アフターピル種類 | ノルレボ | エラ |
性交直後~24時間以内 | 98% | 98% |
~72時間以内 | 95% | 95% |
72時間~120時間以内 | 63%(妊娠阻止率※2) | 95% |
※1避妊率:アフターピルを服用して妊娠しなかった人の割合
※2妊娠阻止率:アフターピルを飲まなければ妊娠していたかもしれない人の妊娠を阻止できた割合
副作用が多少はあること
アフターピルの副作用は、約10%程度の割合で出るとされています。人によっては動くのも辛いほど強く出る場合もありますが、多くは一過性の症状で長くても24時間程度で収まるのが一般的です。
アフターピルの代表的な副作用と、それぞれの出現率を以下表でご紹介します。
副作用 | 出現率 |
消退出血 | 46.2% |
不正子宮出血 | 13.8% |
頭痛 | 12.3% |
悪心 | 9.2% |
倦怠感 | 7.7% |
眠気 | 6.2% |

一方中用量ピルのプラノバールを用いるヤッペ法の場合、約50%の人に副作用が出るとされています。ひと昔前まで主流であったヤッペ法に比べると、現在一般化しているノルレボやエラの副作用は非常に少ないのが特徴です。
アフターピルで避妊に失敗してしまった人の声
実際に、アフターピル(緊急避妊薬)を利用して避妊に失敗してしまった人の失敗談をご紹介します。
アフターピル飲んだけど生理1週間以上こなかったから病院行って検査してもらった。妊娠してました。
— 2年 (@akinohitoy) June 26, 2020
これまじで妊娠したかも、、、、。
アフターピル飲んだけど
もともと生理不順で月1でくるけど 期間バラバラだし
もうじき来てもおかしくないけど
なんか最近 気持ち悪い気がするし
気のせいならいいんだけど…— ちぃは (@haRu_27_white) April 4, 2020
にょたしがちゃんアフターピル飲んだけど副作用で吐いちゃって、効き目がなくて望まぬ妊娠してからのむしゃしがとかさ。。
— 玖珂 (@kuga_tj) April 24, 2017
ゴムが中で外れてアフターピル飲んだけど周期一掃に失敗して妊娠した知り合いいるから必ず検査受けて
100パーはどこにもないから— にっぽり (@TRymE_H3r) December 4, 2016
「アフターピルを飲んだから大丈夫」と安心するのはまだ早いようです。事項では、アフターピル(緊急避妊薬)による避妊が成功したかどうかを確認する方法について解説します。
避妊が成功したかの確認方法
アフターピル(緊急避妊薬)の服用後に消退出血があると、無事に緊急避妊が成功したと判断できます。消退出血とは、女性ホルモンの減少によって子宮内膜がはがれることで起こる出血=生理現象のことです。
消退出血はアフターピル(緊急避妊薬)の服用後7日以内に起こることが多いですが、個人差があり中には2日~3日程度で出血があったという人もいます。出血は通常の生理の出血よりも少ない量で、色は茶色っぽいのが一般的です。
避妊の成功を示すサインである消退出血ですが、服用後に出血がないからといって妊娠しているということではありません。上記の副作用の項でもご紹介した通り、消退出血の出現率は約50%程度です。
一方消退出血があっても、不正性器出血や妊娠初期の出血である可能性もあります。その出血が消退出血なのか他の原因による出血なのかの判別はできないため、月経周期を確認した上で異常があった場合にはなるべく早く医師の診察を受けてください。
アフターピル(緊急避妊薬)の服用後は消退出血の有無だけで妊娠の判断をするのではなく、必ず妊娠検査を行いましょう。

アフターピルと低用量ピルの避妊効果比較
より高い避妊効果を求めるなら、低用量ピルがおすすめです。アフターピル(緊急避妊薬)は非常に高い避妊効果がありますが、100%妊娠を阻止できるわけではありません。
高い避妊効果を持つ国内唯一の認可薬のであるノルレボでも、その妊娠阻止率は約85%です。アフターピル(緊急避妊薬)の場合、服用後に妊娠していないかどうか妊娠検査薬で確かめる必要があります。
一方低用量ピルの妊娠阻止率は99%以上と非常に高く、飲み忘れない限りは妊娠の可能性はゼロに等しいでしょう。また低用量ピルには避妊効果のほか生理痛やPMS(月経前症候群)、生理不順などの改善効果もあります。
普段から避妊対策を行っていきたいのであれば、低用量ピルの服用が最善です。
最後に、アフターピル(緊急避妊薬)と低用量ピルの違いを避妊効果も含めまとめてご紹介します。
アフターピル | 低用量ピル | |
妊娠阻止率 | 約85% | 約99% |
効果 | 着床を防ぐ | 排卵を抑える |
副作用 | 吐き気、嘔吐、頭痛など | ほとんどなし |
服用時間 | 避妊に失敗したと思われる性交後72時間以内 (ピルの種類によって異なる) | 1日1錠 |
費用 | 9,000円~ | 1か月2,000円~ |
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この記事では、アフターピル(緊急避妊薬)の失敗談について解説しました。アフターピル(緊急避妊薬)は非常に高い避妊効果がありますが、100%妊娠を防げるわけではありません。
「緊急時だけでなく日ごろから避妊しておきたい」という人は、極めて高い避妊効果のある低用量ピルの服用がおすすめです。
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